原稿テンプレートは育てるもの【KDPでペーパーバックを作るには】

自分仕様のテンプレートを作る
KDP出版に興味がある人は、
何冊か出版したいと考えているでしょうから、
テンプレートを作って、出版を重ねながら育てていくのがよいでしょう。
ページ設定をしておこう
ペーパーバック出版時の見た目を設定します。
用紙サイズ
余白
ヘッダー・フッターの有無や位置
ページ番号の位置、開始番号
フォントの種類・サイズ、(見出し1、見出し2、見出し3ぐらいまでと本文)
概要が表示されるように設定する
以上の項目は、仮設定レベルで作っておきましょう。
ページ番号は、フッターに挿入することが多いでしょうから、
フッターの位置だけは決めておくとよいと思います。
原稿の文字が埋まってくると、この見た目も少しずつ変化していきますので、
都度、細かい修正を加えるようにしておくと便利です。
「概要」というのは、見出しを表示してくれる機能です。
Googleドキュメントでは、
「表示」>「概要を表示」にチェックを入れたら、チェックを外さないかぎり、どの文書でも概要が表示されるようになります。
設定してあると便利な内容
「ページ設定」で見た目の設定をしました。
次に、内容としてあらかじめ作っておきたいもののリストを示します。
はじめに(見出し1か2で)
目次(リンクタイプ)
タイトル(見出し2〜3で)
おわりに(見出し1か2で)
上記の4つは、本として必要なものだろうと思います。
すなわち、毎回書かねばならないものなので、テンプレートにしておけば楽ですよね。
あとは「おわりに」以降に、
著者フォローのお願いをする文とか、
奥付
著者プロフィールなど、
比較的固定的なものも書いておくとよいでしょう。
テンプレートで自分らしさを出す
出版を重ねるうちに、このテンプレートも育っていきます。
ある程度育ってしまえば、テンプレートをコピーするだけで、
いきなり原稿執筆に取り掛かれるようになりますよね。
私も、ブログを運営して5年目になりましたが、
やっぱり、テンプレートを作ったことで、公開までの作業が早くなりましたし、
徐々に億劫さも低減していきました。
一から作らなくていいから、書きたいことを思いつきさえすれば、
それほど時間をかけずに記事が公開できるようになったからです。

Lukia
また、ひとつのテンプレートを基にして、
さまざまな本を作れば、ペーパーバックとしての統一感も生まれます。
表紙や内容は違っても、本文の見た目に統一感があれば、
その人らしさが感じられそうですよね。

Lukia
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