センター英語で気をつけていたこと【 大学入学共通テストにむけて 】
大学受験とは試験教科や科目の勉強がすべてではありません。
いかに質のよい日常生活を過ごすかも重要なポイントです。
教科・科目の指導は、すでによい先生が携わってくださっているでしょうから、
元・再受験生の私は、実体験に基づいた試験当日までの注意点や会場での過ごし方などについて書いてみようと思います。
「センター英語」のときは。
大学入学共通テストの英語(筆記)を見ていないので、大学入試センター試験の英語(筆記)とどの程度違うのかはよくわかりません。ですから、場合によってはほとんど参考にならないかもしれませんが、
「『センター英語』のときは。」と思って読んでみてください。
読解問題で点を稼ぐ!
センター試験の第3問から第6問は、すべて「読解」に関する設問でした。
そして、この第3問から第6問の得点を合計すると、最大で145点になったのです。
もしも、この4つの大問で満点を取れば、それだけで全体の72.5%を取ることができ、
あと15点を第1問と第2問で取れば、余裕で8割を超えることができるのです。
文法や発音(発音は、共通テストではなくなっている)の問題は、ある程度のところまでは習熟できるでしょうが、問題数に限りがないので、完璧にするのは意外と難しい。
それよりは、コツをつかむまでは大変だけれど、単語力や読解力をつけて読解問題で手堅く稼ぐほうが目標点への近道になりやすいです。
読解問題の解き方
私がセンター英語の読解問題の解法は以下のとおりです。
設問を読む
本文はすっとばし、設問(指示文)を読んでいました。
1パラグラフにつき、1問設定されていることが多いので、何に注意しながら読めばいいかが事前にわかった状態で各パラグラフを読み進められるからです。なんなら、ストーリー仕立ての場合、設問からあらすじもわかります。
あ、この二人、ケンカ別れするんだな。
片方、さびしそうにしているな。
あれ、もう片方が戻ってきたぞ。
最後に言う言葉には、二つの感情がこもっているんだな。
のように。
余裕があれば、選択肢の英文も読んでおき、特徴的なワードがあれば、マルで囲んだり、ちょっと訳したりすると、違いがわかった上で本文を読むことができます。
本文を読む
設問や選択肢に書いてあったことが本文に書いてあるかどうかを確かめるように読み進めます。
設問に戻って解答する
パラグラフ毎とか 下線部が引いてあるなどの違いがあると思いますが、本文中で問題が埋め込まれているところに出会ったら、設問に戻って、解答をします。
スラッシュリーディングで読解スピードを上げよう
5文型を学ぶと、英語は、伝えたいことから発していくトップヘヴィーな言語だということがよくわかります。
(逆に日本語は、文末まで聞く・読まないと話者または書き手の意図が理解できない言語です)
英語は5文型をつかみながら区切りやまとまりをつくり、それを前から順に読むことで、書き手と同じ思考プロセスがたどれる仕組みになっています。
以下の8つの項目に注意しながら、スラッシュ(/) をつけ、足りない情報を徐々に補いながら読んでいきます。
- 前置詞句(副詞や形容詞)の前と後
- カンマ、セミコロン、コロン、ダッシュの前
- that節、疑問詞節、whether節の前
- 関係代名詞、関係副詞の前
- to 不定詞の前
- 接続詞(because,if など)の前
- 目的語や長い補語の前
- 主語が動名詞や疑問詞句のように長い場合
今書き出してみると、なんのこっちゃ。という感じがしますので、すぐに習得するのは難しいかもしれません。
まずは、2番、3番、6番ぐらいを意識します。私の場合は、ピリオドについては、ダブルスラッシュ(//)をつけて、一文の長さを意識するようにもしていました。
スラッシュリーディングは、左から右へ一方向に「読む」ので、読むスピードが格段に上がります。
求められているのは、こなれた和訳ではなく、本文や設問の内容を正確に理解することですので、
頭の中で、外国人が片言を話すような語順どおりで細切れの訳ができればいいのです。
ほかにもいろいろ書いてます♪
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