ブログ執筆のため、Chromebook(クロームブック)購入を検討してみました。(2019年版)
スマホは、直感性に優れているのですが、ブログを書くのには、あまり適していません。
これまでいろいろと工夫をしてきましたが、さすがに限界があるかなと思い、Chromebook(クロームブック)の購入を検討し始めたというお話です。
「キーボードつきのスマホ」が欲しい!
再受験生時代、テキストのベタ打ちがしたくて、スマホに物理的キーボードを接続できるようにしました。
そのおかげで、気軽にテキストを入力できましたし、入力作業と編集作業を分けて行えるので、効率もよかったと思います。
元・再受験生としてブログを書こうと決めたときも、このスマホ+物理的キーボードのコンビを使おうと思っていたのですが、実際やってみると、あまりうまくいきませんでした。
というのも、スマホは、直感性を重視して作られているため、
文章の推敲や、レイアウトなどのフィードバック作業には向いていないからです。
テキストのベタ打ちをするように、アイディアや文章を物理的キーボードで入力しておいてから、
あらためてパソコンで編集すればいいじゃないか。と思い、やってみたこともあったのですが、
画面が小さいためか、考えや言葉の幅が広がらず、ほとんど書き直すような記事になってしまうことがほとんどでした。
(私の場合ですので、画面の大きさによらない方もいらっしゃると思います。)
私が効率よくフィードバック作業を行うには、ある程度の視野・視認性の確保が必要だと結論づけられたので、
直感性を重視したスマホにそこまで求めるのは酷かなと思うようになりました。
人間、欲張りなもので、ついついこんなことを思い始めます。

Lukia
と思うようになりました。(笑)
今ならChromebook(クロームブック)もアリ。
これまで7台のWindows OSを搭載したパソコンを使い、現在もお世話になっているのですが、
ある日ふと気づきました。

Lukia
OfficeソフトもMicrosoft以外のものを使って慣れちゃった。
最近は、ブログを書くだけなのに、Windows OSのパソコン使う必要ある?
と。
Googleさん、じわじわと、そして着実に、私の生活に浸入してたんですね。(笑)
そして、私の現在の要求を満たしてくれそうなのが、GoogleのChromebook(クロームブック)でした。
生活スタイルに応じて需要も変化する。
Chromebook(クロームブック)の存在そのものは、3~4年前には知っていました。
5台目のパソコンを壊したとき、Chromebook(クロームブック)も考えたのですが、当時はまだ認知度も低くて種類が少なかったこと、
家電量販店のパソコン売り場の人に、「インターネットしかできませんよ?」と言われ、購入を見送った経緯があります。

Lukia
現在持っているWindows OSのパソコンは、相当ハイスペックなので、私が必要とすることは何でもこなしてくれます。
しかし、ハイスペックゆえに、気軽さとか、フットワークの軽さという点では、少々不満が出てくるんですね。(我ながら、本当に欲深い。)
しかし、こういう不満が出てくるのは、
私にとってデジタルデバイスが、お鍋などの日用品と同じ存在になっている証拠でもあるといえます。
デジタルデバイスに求めるものも、生活スタイルに合わせて変化していくようです。
「なんにでも使えますから~。」といわれて、大きく高機能な鍋を買っても、
ゆで卵を1個作るために使うのは、なんかもったいない気がしますよね。
すでに、いいパソコンがあるのだから、不要と言えば不要なのですが、
思いたったときに、ぱっと起動してくれて、すぐに記事を作成する作業に取りかかれるような、
もう少し気楽に使えるデバイスがあればいいなと思うのも事実なのです。
買ってもよさそうな理由。
こうなると、自分で自分を説得する理由を考え始めます。
そして、二つ思いつきました。(笑)
- ひとまず、9カ月はブログを書き続けられたので、Chromebook(クロームブック)を導入しても無駄にはならなさそう。
- スマホよりも大きい画面でPDFを見たい。という理由から、10インチのタブレットを買ったが、元・再受験生となって使用頻度が下がった。(タブレットをやめても問題ない)
というわけで、4月以降のChromebook(クロームブック)購入を目論むことになりました。
ASUS製一択で検討。
Chromebook(クロームブック)自体は、いろんな会社が製造していますが、私は今回、ASUS一択で考えようと思います。
というのも、ASUSは、スマホ、タブレットを使っていて、つきあいが長く、私との相性も悪くないからです。
また、Chromebook(クロームブック)に関して検索をかけてみると、ASUS製のレビューは、数も多く、記事を読むとどのユーザーさんも満足しているようなので、自分が実際に使うようになっても、問題が生じる可能性は低いのではないかとも思いました。
「ASUS 日本」で買えるものから検討する。
Chromebook(クロームブック)は、家電量販店のオンラインショップやAmazonなどでも買えるようですが、
製品の比較検討をしたかったので、ASUS 日本で取扱いのあるもの(購入可能なもの)を8種類リストアップしました。
また、細かい検討はもう少し絞り込んでから行うとして、まずは、価格・ヒンジ角度・サイズ・重さなどで比べてみました。
Flip C302CA | C423 | Flip C101PA | Flip C213NA | C223NA | ||||
ヒンジ角度 | 360° | 360° | 180° | 360° | 360° | 360° | 360° | 180° |
重量 | 1.2kg | 1.2kg | 1.25kg | 900g | 900g | 1.26kg | 1.26kg | 999g |
ディスプレイサイズ | 12.5inch | 12.5inch | 14inch | 10.1inch | 10.1inch | 11.6inch | 11.6inch | 11.6inch |
価格 (税別) | 69,800 | 79,800 | 42,800 | 39,800 | 46,800 | 49,800 | 56,800 | 35,000 |
Flipシリーズは、ヒンジ角度が360°とあるので、自由な角度がつけられることが魅力です。
テント型(逆V字)にすれば、動画などが見やすいでしょうし、
360°にすれば、タブレットのようにして使えます。
重量は、およそ1kgから1.3kgの間ということなので、持ち運んでも許容できる重さではないかと思います。

Lukia
ブログの執筆・編集のしやすさを考えると、ディスプレイサイズも重要な条件となります。
現在、10インチのタブレットを持っていますが、それでも物足りなくなってきたので、大きければ大きいほうがいいなと思います。
Flip C101PA は、レビューの多い人気機種ですが、ディスプレイサイズは10.1inchと、候補の中では最小。
使用場所が自宅になるとすると、私の場合、重さよりもディスプレイサイズの方を重視したほうがよいのではないかと思いました。
総じて見ると、Flip C302CA あたりがいいんじゃないかなぁ。と思っていましたが、価格を見てびっくり。
おそらく、価格はスペックに比例したものだと思われますが、
私の場合、すでにWindows OSのパソコンを持っているので、あまりハイスペックなものは必要ありません。
さすがに5万円を超えると、お気軽感がなくなってくるので、
5万円以上するものは除外することにしました。

Lukia
スペックで絞り込む。
ひとまず、価格で、4種類に絞り込みました。
個々のスペック表には、まだまだ情報がありますが、比較しやすいよう、私が重視したスペックだけを抽出して表にしています。
C423 | Flip C101PA | C223NA | ||
ヒンジ角度 | 180° | 360° | 360° | 180° |
重量 | 1.25kg | 900g | 900g | 999g |
ディスプレイ サイズ | 14inch | 10.1inch | 10.1inch | 11.6inch |
価格 (税別) | 42,800 | 39,800 | 46,800 | 35,000 |
CPU名 | インテル® Celeron® プロセッサー N3350 | Hexa-core (Dual A72, Quad A53) | Hexa-core (Dual ARM® Cortex®-A72, Quad Cortex®-A53 big.LITTLE™ configuration) | インテル® Celeron® プロセッサー N3350 |
動作周波数 | 1.10GHz (インテル® バースト・テクノロジー対応:最大2.40GHz) | 2.0GHz | 2.0GHz | 1.10GHz (インテル® バースト・テクノロジー対応:最大2.40GHz) |
キャッシュメモリ | 2MB | 1.5MB | 1.5MB | 2MB |
メモリ | 4GB | 4GB | 4GB | 4GB |
記憶装置 | 32GB | 16GB | 16GB | 32GB |
USBポート | USB3.1(Type-C/Gen1)×2 USB3.0×2 | USB3.1(Type-C)×2 USB2.0×1 | USB3.1 (Type-C/Gen1)×2 USB2.0×1 | USB3.1(Type-C/Gen1)×2 USB3.0×1 |
バッテリー 駆動時間 | 10時間 | 9時間 | 9時間 | 11.3時間 |
バッテリー 充電時間 | 3.8時間 | 2.6時間 | 2.6時間 | 4時間 |
通信 | 無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth®機能:Bluetooth® 4.0 | 無線LAN機能:IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth機能:Bluetooth® 4.0 | 無線LAN機能:IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth機能: Bluetooth® 4.0 | 無線LAN機能:IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth機能:Bluetooth® 4.0 |
CPUにおいて、キャッシュメモリがFlip C101PAが1.5MBに対し、C423とC223NAは2.0MBとなっています。
これは、多いほうがいいんじゃないか?と思いました。
また、記憶装置が16GBと32GBの違いがあります。
これはパソコンでいうハードディスクのことだろうと思うのですが、スマホでも、この記憶装置の容量が小さいと、アプリが入らず泣く泣くけずらなければならない。ということがあったので、長く使うなら、多いに越したことはないかと思いました。
USBも、バージョンが新しく、ポート数が多いほうが何かと便利でしょうから、Flip C101PAよりは、C223NA、さらに数の点でC423がよさそうです。
Flip C101PAは、人気機種のようですが、長く使い続けることを考えると、スペックが物足りなくなる可能性もあるので、
残念ですが、候補から外すことにしました。
ディスプレイの差で検討する。
C423 | C223NA | |
ヒンジ角度 | 180° | 180° |
重量 | 1.25kg | 999g |
ディスプレイ サイズ | 14inch | 11.6inch |
表示機能 | 液晶ディスプレイ :14.0型ワイドTFTカラー液晶 表面仕様:ノングレア 解像度:1,920×1,080ドット (フルHD) タッチパネル:非搭載 グラフィックス機能:インテル® HD グラフィックス 500 (CPU内蔵) 外部ディスプレイ出力:最大3,840×2,160ドット | ディスプレイ:11.6型ワイドTFTカラー液晶 表面仕様:ノングレア 解像度:1,366×768ドット (WXGA) タッチパネル:非搭載 グラフィック:インテル® HD グラフィックス 500 (CPU内蔵) 外部ディスプレイ出力 :最大3,840×2,160ドット |
価格 (税別) | 42,800 | 35,000 |
CPU | CPU名:インテル® Celeron® プロセッサー N3350 動作周波数:1.10GHz (インテル® バースト・テクノロジー対応:最大2.40GHz) キャッシュメモリ:2MB | インテル® Celeron® プロセッサー N3350 動作周波数:1.10GHz (インテル® バースト・テクノロジー対応:最大2.40GHz) キャッシュメモリ:2MB |
メモリ | 4GB | 4GB |
記憶装置 | 32GB | 32GB |
USBポート | USB3.1(Type-C/Gen1)×2 USB3.0×2 | USB3.1(Type-C/Gen1)×2 USB3.0×1 |
バッテリー 駆動時間 | 10時間 | 11.3時間 |
バッテリー 充電時間 | 3.8時間 | 4時間 |
通信 | 無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth®機能:Bluetooth® 4.0 | 無線LAN機能:IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth機能:Bluetooth® 4.0 |
残った2機種は、私が注目した条件でいうと、ディスプレイサイズやUSBポートの数の違いのほかに、
「ディスプレイがフルHDかWXGAか」の違いがありました。
調べた限りですと、画面を表す点の多さによって画質に差が表れるようで、それぞれメリット・デメリットがあるようです。
フルHD | WXGA | |
画面を表現する点の数 | 1920×1080(点) | 1366×768(点) |
地上デジタル放送や ブルーレイディスクの映像 | 向いている | 粗くなる |
文字など | 細かく表現できるため、小さく表示される。 (目が疲れることも) | 適度な大きさで見える。 |
電力消費 | WXGAよりは多め? | フルHDよりは少なめ? |
迷いが残るが、買うならC423か。
フルHDとWXGAの違いを調べるまでは、

Lukia
と思っていましたが、少し迷いが出てきました。
ディスプレイの大きさが11.6インチでもいいなら、C223NAもアリではないかと。
Cromebook(クロームブック)を使って高画質の映像などを視聴するつもりはありませんからね。

Lukia
と思いましたが、C423には、これまた魅力的な要素が。
ASUSのChromebook(クロームブック)の中では、現在のところC423だけ、Google Playが使えるようなのです。
つまり、見た目ノートパソコンなんだけど、スマホやタブレットと同じく、Androidアプリなどが使えるようになるみたいなんですよね。
私は、現在AndroidアプリのGeoGebra(ジオジブラ)を使っているのですが、それがCromebook(クロームブック)でもスマホと同様に使えるというのはうれしいことなんですよね。
そうしてみると、やっぱり、14インチフルHDディスプレイで、Google Play が使える C423 がいいのかもしれません。
今回、スマホを使ってなじみがある。ということで、ASUS一択で考えましたが、
メーカーをひとつに絞っておいて、まずは使いたいと思う機種を考えられてよかったと思います。
あとは、お金を貯めるだけ。実際に買える日が楽しみです。
2019年6月、Chromebook(クロームブック)を買いました!

Lukia
そこからの紆余曲折は以下の記事に書いておりますので、よかったら読んでみてください。
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