ふせん×B5ノート=最強の読書ノート

読了時間: 約4分29秒
「読書ノート」にふせん、合う〜♪
2021年4月から、「読書ノート」を作ることを試みています。これまでに、5冊の本で試してきました。
「本を読む」のにかかる時間は、これまでとあまり変わりありません。
まぁ、(これは!)と思ったところにふせんを貼る時間が加算されたぐらいでしょうか。
しかし、その後、「内容をまとめる」・「リライト(引用)する」という作業が加わったので、
「読書」全体では、時間がかかるようになりました。
とはいえ、「読書ノート」を作る作業は、現在のところすごく楽しいです。
「読書ノート」は、「ふせん勉強法」を用いています。
「ふせん勉強法」なんて仰々しい名前ですが、
私の場合は、ただB5サイズのノートに7.5センチ四方のふせんを貼り付けていくだけです。
しかし、このシンプルな方法がクリーンヒット!

これまで、時間が経つと見返せない残念なノートを作ってきた私ですが、
いよいよ春が来たのかも♪
いよいよ春が来たのかも♪
7.5センチ幅、最高♪
以下、横書きの方向を「幅」と書くことといたします。「ふせん勉強法」を試してみようと思ったとき、
7.5センチ幅が既定路線でした。
というのも、私には、書く文字がどうしても大きくなってしまう癖があるからです。

千鳥のノブさんに、「書く字がでかい〜!」とツッコまれそうです。
7.5センチ四方のふせんを色違いで買い揃えました。
勉強に使うときは、7.5センチ四方のふせんだけで十分だったのですが、
「読書ノート」の場合は、ちょっと違いました。
見出しやパワーフレーズなどを書くときは、7.5センチでは持て余してしまうのです。
以前、職場の同僚が、長さのあるふせんをハサミでざくざく切り分けて、
あっという間に短冊状のふせんを量産してくれたことに衝撃を受けたことがあったので、
「大は小を兼ねる」ということで、7.5センチふせんを買っていました。
そして、必要が生じたので、適切な長さに切って使ってみましたが、
なんだかめんどくさい。
「読書ノート」なのですから、見出しやパワーフレーズを書くのは頻繁にあること。
そのたんびにちまちま切るのは効率が悪いですよね。
試しに幅7.5センチ、長さ2.5センチのふせんを使ってみたら、
まぁ〜便利!
「ふせん勉強法」の先達が、
長さのバリエーションがあるとよい。
と言っていたのはこういうことだったんだなぁ。と納得しました。
「ふせん勉強法」に最適なノートはB5サイズ!
「読書ノート」に使えそうなふせんとして、長さ2.5センチ、長さ5センチもあることがわかりました。
それでは、それらを貼り付ける台紙(ノート)にベストなサイズはあるのか?
と疑問が湧き、ちょっと数学的に?考えてみることにしました。

B5・A5・A4の三つですが、
「ふせん勉強法」を試そうと思ったときは、B5サイズノート一択でした。
B5サイズノートなら、どこでも買えますし、
持ち運びやすい。(バッグにすっと収まり、取り出しやすい)
それでいて、紙面の大きさは十分あるので、アイディアや思考を途切れさせない。
通勤時に開けるさりげない大きさ。

こうしてみると、B5サイズノートにバラエティが豊富なのもわかる気がします。
ここ数年我が家から消えていたB5サイズを復権させてもいいのか?
A5・A4サイズの万能さを再確認することはできないのか?

これは、計算で明らかにするしかない。
まず、それぞれのサイズを再確認。
幅(単位:mm) | 長さ(単位:mm) | |
B5 | 182 | 257 |
A5 | 148 | 210 |
A4 | 210 | 297 |

ちなみにAサイズは、幅と長さの比が[mathjax]
\( \ 1:\sqrt{2}\ \) になっているんだそうです。
\( \ 1:\sqrt{2}\ \) になっているんだそうです。
計算には、スマホにしてからずっと使っている関数電卓アプリ「Panecal」を用います。
例としてB5サイズの幅182mmに75mm幅のふせんが何枚貼れるのか計算してみます。

まず、「182」を入力し、
黄色の「ALT」ボタンをタップします。
「9」のボタンをタップすると、「Mod」(右上の黄色い文字)関数が有効になります。
そして、「75」を入力し、右下の「=」ボタンをタップすると、

Q=2 (商)
R=32 (余り)
が求められます。

Modは、余りを求める関数なので、Quotient(クオシェント・商)まで出たのは、予想外でした。
(・∀・)イイネ!!
さて、今回欲しいのは、商の方ですので、「Q=2」をメモします。
同様の操作をA5・A4にも行いました。
すると、結果は以下の表の通り。
サイズ | 横に貼れる枚数 |
B5 | 2枚 |
A5 | 1枚 |
A4 | 2枚 |
A5ノートは、7.5センチ幅縛りの「ふせん勉強法」には向かないようですね。
また、A4ノートも、2枚しか貼れないので、スペースを持て余してしまいそうです。

次に、長さを25mm・50mm・75mmの3パターンでそれぞれ何枚貼れるかを計算していきます。
最終的に縦と横に貼れる枚数をかけ合わせて、1ページあたりに貼れる枚数を算出しました。
それが以下の表の通り。
25mm | 50mm | 75mm | |
B5 | 20枚 | 10枚 | 6枚 |
A5 | 8枚 | 4枚 | 2枚 |
A4 | 22枚 | 10枚 | 6枚 |
A5サイズは、明らかに7.5センチ幅縛りの「ふせん勉強法」には向かないことがわかりました。
というわけで、脱落。
となると、B5サイズとA4サイズの一騎打ちとなるのですが、
ノートの作りやすさから考えると、B5サイズがベストのようです。
長さ25mmの場合、A4が一番多く貼れるのですが、
「読書ノート」の性質を考えると、50mmや75mmで何枚貼れるかを考えたほうがいい。
(見出しやパワーフレーズばかりでノートが埋まることはないでしょう)
そこで、B5サイズ、またはA4サイズで、50mm・75mmの貼れるふせんの枚数を比べてみたところ、
全く同じ枚数であることがわかりました。
「読書ノート」の「内容をまとめる」・「リライトする」という作業に集中するには、
ふせんは隙間なくペタペタ貼れるほうがいいように思います。
計算してみると、A4は長さ75mmのふせんだと、72mmも余りが出てしまうことがわかりました。
25mmや50mmのふせんを貼ればいいじゃない。とも思いますが、
いつもいつも、サイズの小さいふせんを貼れるとは限らない。
中途半端なスペースができないほうが、結果作業に集中できそうです。
結論。
幅75mm縛りの「ふせん勉強法」を「読書ノート」に応用するなら、
B5サイズノートが最適。

やっぱりB5サイズって、汎用性が高いんですね。

今日は、これから、本屋さんと、ふせんを買い足しに出かけようと思います。