J:COM(ジェイコム)を全解約してNHKを地上契約に戻した話。
きっかけはネットの度重なる不通。
今年(2018年)に入ってから、特にネットがつながらない。と思うようになりました。
おそらく去年もときどき切れていたのでしょうが、利用頻度が低かったため、エラーに出くわす機会も少なく、さほど気にならなかったようです。
現在は、ブログ更新にかまけてさぼっているのですが、
オンライン家庭教師として活動する時間帯(主に15時~19時)に突然ぶつっ。と切れることがあったので、
これはイカン。ということで、J:COMに問い合わせをしました。
幸い、授業中に切れたことはありませんが、もし切れたら生徒さんに迷惑がかかりますからね。
やっぱりインターネットは切れていました。
J:COMでは、こちらの接続状況がモニターされているらしく、「たしかに、数時間断線していますね。」とのことでした。
ひとまず、電話で指示を受けながら再起動し、後日、技術の人が見に来てくれることになりました。
ところが、いざ見に来てもらうときには、機械や回線が張り切るのか、何も問題がないものなのです。

Lukia
内心、貸し出してもらっている機械や回線に毒づくのでした。(笑)
技術の人は、「モデムにも回線にも問題はなさそうですが、念のためモデムを交換してみますので、これで様子を見てください。」とおっしゃって、モデムを新品に交換して帰られました。
それでもインターネットは切れていました。
数日は、問題なかったものの、また切れるようになりました。
J:COMは、LINEでおともだち登録をしておけば、LINEからも問い合わせができたり、チャット機能で、再起動の指示を受けたりできます。
このサービスは本当にありがたかったです。
その後2回ぐらい、LINEでお世話になりました。
機械や回線に問題がない。となると、使い方に問題がある可能性があります。
ブログを立ち上げて、長時間インターネットを利用していましたので、
「そういうことが回線に負荷をかけているのか?」と質問してみましたが、「使い方の問題ではない」と断言されました。

Lukia
しかし、午前中使いまくった午後に必ず切れていたので、マジメに「パソコンの長時間使用」が原因ではと思っていました。
初めて知った2.4GHzと5GHzの違い。
今回、エラーが出まくって初めて知ったのですが、
インターネットの電波というのは、天候や環境に左右される結構繊細なモノらしいのです。
いわれてみれば、雨の日はつながりにくかったような。
また、モデムに2.4GHzと、5GHzがありますが、違いがよくわからなかったので、自分のスマホを2.4GHzに設定していました。
よくわからないなりに、2.4と5なら2倍もの差があるので、5のほうが速いのでは。と仮定し、家の中ではさほどスマホはいじらないので、遅くてもいいや。という考えて2.4にしていました。
その後、2.4GHzと5GHzの差は、他の電波との干渉度と届く距離の違いだと知りました。
たとえば、2.4GHzは、遠くへは届くのですが、電子レンジなどの電波とかぶるらしく、安定しにくいらしいのです。
集合住宅などの場合、お隣さんとは壁や天井隔てているわけですから、お隣さんの生活スタイルに影響を受ける可能性も十分にあるとのことでした。
実際、晩御飯の支度の時間帯、自分の家では電子レンジを使っていませんでしたが、よそのおうちが使っていたのか、つながりにくいようなことがありました。
このことを知ってから、早々に5GHzに設定しなおしました。
ちなみに、5GHzは、届く距離は短いのですが、電波はかぶらないので、安定しているそうです。
ただし、障害物を飛び越えにくいので、モデムのある部屋から壁一枚隔てるとつながらない。なんてこともあるそうです。
とうとう、私の堪忍袋の緒が切れました。
モデムを交換していただいてからひと月ほどして、また不具合がありましたので、再度技術の人に来ていただいて、今度は回線の根本部分を直していただきました。
さすがに、ひと月ほどでエラーが出るのはおかしい。ということで、エラー対処が回線にまで及んだようです。
「これで様子を見てください。」と言われたのですが、その直後に断線しました。
大雨の降った日、5GHzどころか、ネットそのものが夕方から深夜にかけて断線しました。
実は深夜に復活していたようなのですが、モデムを物陰に設置していたので、復活に気づけない状態でした。
というのも、モデムは、回線につながっていると、常時緑色のランプが四つぐらいついているのです。
就寝時だと、小さなランプのようでも結構明るいので、光が届きにくい位置に置いていました。
Wi-Fiルーターは、ぱっと目視できる位置に置いていたのですが、
インターネットランプが消えているので、相変わらず断線しているのだと勘違いしていました。
実は、(J:COMから貸し出された)モデム自体は断線から早急に復活したようなのですが、
(自分で設置した)Wi-Fiルーターは、断線騒動に振り回され、その後、モデムと連携して復活できなかったようなのです。
この件でいよいよ、私の堪忍袋の緒がブチッ!と切れました。
2か月ほどで、こんなにトラブルが多いなんて!と頭にきました。
怒りとともに、「もう、インターネット変える!」と思い始めました。

Lukia
これで、つながりやすかったら、やめなくてもよかったのに。と思うと、残念でなりません。
まぁ、しかし、人間同士と同じく、機械やインターネット回線と人間にも相性があるんでしょうね。
そういえば、BSプレミアム見てなくない?
2年縛りがあったように思ったので、来年まで我慢しようと思っていましたが、
インターネットがこうもつながりにくいのは、インターネット、パソコンが生活必需品と化している私にとって死活問題なので、
解約金の額によっては、解約もありだなぁ。と思うようになりました。
また、そもそもなんでJ:COMにしたのか。と思い返してみました。
それは、NHKのBSが見られて、ネットと電気とまとめれば安かったからです。
いいことづくめなようですが、問題もありました。
それは、「NHKのBSが見られるけれど、録画はできない」点でした。
局を問わず、BS放送を録画するには、1万円ぐらいのHDDを買えばよいのですが、この録画権限はローカル性があって、J:COMがない地域に転居したりすると、録画番組がまったく見られなくなるらしいのです。
これらの制約を受けないために、VSLDだったかな?高い録画機器を買うという方法もあったのですが、どちらにしろ録画するためには、1万円以上の出費が必要になるということでした。
当時我が家では、海外ドラマ「ONCE・UPON・A・TIME(ワンスアポンアタイム)」をシーズン1から見続けていて、(録画もしていました)
例年のパターンだと、2018年9月ごろから新シーズンが放送されるのではないか。と思っていたので、

夫
という夫の要望もあり、ひとまずBS放送の契約は続け、録画方法をどうするかは、「ワンス」の放送開始決定までに考えればいいか~。と思っていました。
しかし、待てど暮らせど、「ワンス」がいっこうに始まりません。(笑)
これにともなって、録画機器の購入検討についてものびのびになっているので、BS放送を契約しているけれど見ない。という状態が続きました。
今となっては、「その場限り!」と割り切って、1万円ほどのHDD買っておけば、BS放送の契約料を無駄にしないで済んだのになぁ。と思います。
また、BS放送を録画できなくなって気が付いたのですが、昨今の大容量HDDレコーダーのおかげで、
「番組を録画しておいてから、自分の好きな時に見る。」という視聴習慣ができあがっていましたし、その習慣はかなり強固なもので、いまさら番組放送時間に合わせて、行動することもできなくなっていました。
我が家の視聴習慣は、録画機器に支えられたものだったのです。
始めこそ怒りにかられていましたが、その後あれこれ冷静に考え、そもそもどうして現在の契約にしているのか。を思い返した結果、

Lukia
という結論に至りました。
J:COMを全解約までの道程
まずは、J:COMに解約方法や、解約金の額などを問い合わせました。
解約金が許容範囲だったので、6月か7月中に解約しようと決心しました。
J:COMに問い合わせたのは、2018年6月下旬だったと思います。
最初は、余裕を持って7月中に解約しようかと考えていましたが、「だらだら先延ばししてもやめることに違いはないんだから。」と思いなおし、
2018年6月29日に一気に契約・解約をしました。
以下は、その手順です。
解約や変更は月末までに。
まず、J:COMを解約するなら、月末までに手続きを行わなければなりません。
たとえば、6月末で解約したいなら、6月30日までに手続きを行う必要があります。
もし、6月30日の解約に間に合わず、7月1日に解約すると、7月31日までは、J:COMと契約していることになります。
また、月末の最終日は、混み合うので、前日(6月なら29日)までに行うほうがよいらしいです。
新たな電力会社と契約
我が家は、ネットとテレビと電力のセットのコースを契約していましたので、新たな電力会社との契約も必要となりました。
インターネットで新たな電力会社と契約をしました。
新たな電力会社と契約するときは、
供給地点特定番号:(これは、その住居そのものに割り当てられたもの)
切替元事業者:(今回だとJ:COM電力)
契約者氏名:
切替元お客様番号:(今回だとJ:COM電力から割り当てられている個人を特定する番号)
契約コース:(アンペア数とか)
を手元にひかえておくとスムーズにはこびます。
新しい電力会社に切り替えがされるまでは、J:COM電気にお世話になるようです。
J:COM電気との契約自体は、6月30日までですので、それ以降から新電力会社に切り替えられるまでの期間は、一応J:COM電気にお世話になるようですが、割引サービスなどは一切ありません。
こうしてみると、契約や解約は月初めに行ったほうがいいかもしれませんね。
インターネットの契約
家だけでなく、外出時もインターネットが使えたらいいな。と思っていましたので、WiMAXを試してみることにしました。
WiMAXを提供しているプロバイダはいろいろあるのですが、縛り期間が2年と比較的短い「GMOとくとくBB」から契約しました。
プランは、「GMOとくとくBBギガ放題プラン」にし、端末は、「Speed Wi-Fi NEXT W05」にしました。
J:COMを全解約
電力会社と契約を済ませたので、J:COMに電話し、全解約をお願いしました。
少し時間をおいてから、「機械の撤去日」をいつにするか。という電話があり、
予約できる最短の日が7月3日ということで、その日をお願いしました。
Google Chromecastの購入
BSプレミアムはおろか、以前よりも地上波のテレビを見る機会が減りましたが、そのぶん、YouTubeを見ることが増えました。
YouTubeは、J:COMから貸し出してもらっていた機械を通して、テレビ画面にを映すことができていましたが、
J:COMを解約すれば、YouTubeをテレビ画面で見ることができなくなるので、これについても代替手段考えなければなりません。
ぱっと思いついたのは、パソコンとテレビをHDMIケーブルでつなぐ方法でしたが、
パソコンとテレビとの距離があるので、黒いHDMIケーブルが這っているのは見た目にわずらわしいですし、
YouTubeをテレビ画面に映すためだけに、パソコンを起動させる必要が出てくるのもめんどうでした。
早朝まどろみ中の私の頭は、なかなかいい仕事をします。
「そういえば、クロームキャストでつなげば、同じことができるのでは?」と思いつき、調べたらその通りだったので、さっそくクロームキャストの第二世代を購入しました。
|
J:COMの機械を撤去してもらいました。
2018年7月3日。台風7号が接近するさなか、機械の撤去をしていただきました。
撤去作業を行ってくれたのは、女性の技術者でした。

Lukia
と聞くと、
「そうですねぇ。ならないんですよねぇ。(^◇^;)」と苦笑いされていました。
NHK「ふれあいセンター」に連絡
我が家の場合、J:COMのチューナーを取り外してしまうと、BS放送は見られなくなります。
これまでは、NHK衛星受信料「団体一括支払」というものに加入していましたが、
NHKからの書類には、「ケーブルテレビ脱退等の場合は電話で連絡を」とのことだったので、
NHK福岡放送局 営業推進部というところに電話をしました。
すると、「ふれあいセンター」にかけ直してほしい。とのことだったので、
ふれあいセンターに電話をして、手続きをしました。
いきなり「ふれあいセンター」にかけてもいいかもしれない。
ふれあいセンターは、固定電話か携帯電話からかけなくてはなりません。
IP電話からはかけられないので、注意しておきましょう。
また、20秒ごとに10円の通話料金がかかります。(1分30円ということですね)
今回の通話は、7分7秒でしたので、220円かかっている計算になります。
契約時はフリーダイヤルなのに、解約時は若干たらいまわしにされ、通話料がかかるなんて、ちょっと釈然としませんよね。
たっかい受信料取ってるんだから、フリーダイヤルにしなさいよ。と心の中で毒づきますが、
毒づいたところでせんないことです・・・。
しかし、解約を決心してしまった以上は通話料を無駄にしないため、次のものを準備しておくほうがよいと思います。
手元にあったほうがいいもの
-
- NHK受信契約のお客様番号・・・(推奨)
- 銀行口座の記号・番号などがわかるもの・・・(必須)
- メモできるもの・・・(推奨)
1. 私の場合は、手元にひかえていなかったので、すぐにはわからないと伝えると、電話番号、住所、名前などで本人確認をされました。
しかし、お客様番号がわかっていても、続けて似たようなことを聞かれて本人確認をするのでしょうから、わかっていたら伝えましょう。という程度でいいと思います。
2. ふれあいセンターでは、団体一括支払いが、何月から開始されているのかがわからないらしいのです。
そこで、もし衛星受信料として余分に支払っていた場合、銀行振込にて払い戻しされるので、振込をしてもらう銀行口座の記号や番号などが必要となります。
銀行口座の番号がわかるようにしておかないとオペレーターを待たせてまごまごしてしまい、無駄に通話料が発生します。
NHKのお客様番号は、NHKでもわかりますが、銀行口座の記号や番号は、御本人しかわからないことですので、しっかりと準備しておきましょう。
3. メモ帳は、電話での会話の流れの記録をおさえて、精神的に安定させるためのものです。聴覚情報は瞬間で消えてしまいますので、後で言った言わないとか、変な勘違いが起こることを防ぐ必要があります。むこうは、解約手続きをなりわいにしているプロ。こっちは、BS放送の解約を人生で数回も行わないであろうド素人です。相手のペースに巻き込まれないためにも、会話途中で気になったことや、覚えておかないといけないことをメモできるようにしておきましょう。
「ふれあいセンター」に電話してからのやりとり。
0570-077-077に電話し、私にに該当するのは、2番か3番のようでしたが、よくわからないので、3番にしました。
すると、女性のオペレーターが対応してくれました。伝えた文言は以下の通り。

Lukia
そのため、衛星受信料団体一括支払も解除となりましたので、衛星契約から地上契約への移行をお願いしたいのですが。
といったところ、
- パラボラアンテナを自分で設置していないか。
- 建物に共有のパラボラアンテナはないか。
- 光回線の利用はないか。
という3点を聞かれました。

Lukia
と答えると、今後行うべき地上契約への移行手続きが伝えられました。
詳しい名前は忘れましたが、衛星契約から地上契約への移行についての書類と、今後の受信料支払い方法(口座振替か、クレジット決済)の変更手続きの書類が届いて、なるべく速やかに記入して送り返さねばならないと伝えられました。

Lukia
後日、文体を変えたり、加筆修正しています。
その後のこともお伝えするように書いていたのに、すっかり忘れていたので、その後のことも書いてみようと思います。
ちなみに、その後のことはこちら。

広島育ち・てんびん座。2018年末に潜伏先が福岡から広島になりました。
グレープフルーツとお好み焼きが大好きな元・再受験生。
現在は、数学関連の資格を取ろうと暗躍中。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません