読書記録って何に書いてる?【Googleスライドが読書ノートに?!】

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試行錯誤の連続

最近は、実用的な内容の本を読むことが多いのですが、
同時に悩むこともあります。

それは、「それらの本から得る、実生活で活かしたいポイントをどう保存するか」です。

「本からいいところを抜粋する」方法は、私自身もず〜っと試行錯誤していますし、
おそらく読書される方にとっては、よくあるお悩みだろうと思います。

そんな私も、紆余曲折を経て、「これは!」と思う方法に出会い、現在試しています。
それが、「Googleスライドを読書ノート代わりに使う」という方法です。

私の紆余曲折

「Googleスライドを読書ノート代わりに使う」までは、
紙のノートに書き写したり、
ワードやGoogleドキュメントにベタ打ちしておいて、それをPDF にしたりしていました。

この二つの方法にもそれぞれ長短があって、
しばらくやってみて不満を感じると、もう一方の方法を試してみるという無限ループ状態でした。

紙のノートに書き写すのは、まずすっごい手間がかかります。

字も、後で読み返しやすいようにていねいに書く必要がありますし、
時間をおくと、前後の文脈がなければ理解ができないような抜粋部分は、その前後もていねいに書かねばなりません。

そうなると、文字数が多くなり、ページ数も増えます。

実生活で活かしたいポイントが一冊のノートに集約された、いわば自分だけのマニュアルみたいなものを作りたいのですが、ページが費やされれば、一冊で万能なマニュアルを作成するのは、難しくなります。
新しくノートを追加すると、古い方はだんだん見なくなったりもします。

これに対し、文書作成ソフトにベタ打ちするという方法は、ていねいな文字で書く必要がないだけ、気軽にすばやく読書ノートが作成できるいい方法でした。

しかし、問題になったのは、持ち歩いたり、必要なとき即ノートが開けないということ。

クラウドだとか、スマホなどが普及する前は、パソコンがなければ見ることができないので、アクセスのしやすさという点では、紙のノートに劣っていました。

そのうち、ガラケーでもPDFが見られるようになったのですが、画面が小さいので、一文がひといきに読めず、内容理解するのが難しい状態でした。

こうやって、アナログまたはデジタルで読書ノートを作成しては、それぞれちょっとずつ不満を感じていたのでした。

従来の読書ノートの最大の問題点

このように、アナログ、またはデジタルで読書ノートを作ってきたわけですが、
どちらも、都度改善を施してきたものの、結局ほとんど読み返しませんでした。

Lukia_74

Lukia

せっかく作ったのに読み返さないってのが最大の問題点ですよね。

程度の差はありますが、手間をかけて作った読書ノートなのに、読み返さない理由は、
「いっぺんに目に入ってくる情報量が多すぎるから」だと思います。

手書きにしろ、パソコンでベタ打ちにしろ、
複数の抜粋箇所を、あまり行をあけずに書き写しているので、
ある抜粋箇所だけを目に入れる。というのが難しいんですよね。

自分の生活で、実際に役に立てたいこと、心がけたいことなどを本から抜粋して、
ノートなどに集約させれば、これほどすばらしいものはない。と思うのですが、

実際には、本には、ポイントを引き立たせたり、ポイントへ導く文章があるので、
実は、胸焼けしないほどよい濃さで、ポイントが存在しているといえます。

しかし、抜粋してしまうと、ポイントばかりが隙間なく集められるので、
それぞれが強く主張してしまい、結果、読み返す意欲を損なわせてしまうのかもしれません。

文字を覚えてからこのかた、何かしらいつも読んでいて、
特に意識していなくても、目に入ってきた文字情報をほぼすべて読もうとしてしまうので、

よかれと思って作った読書ノートですが、
抜粋箇所がひしめき合うことで、その箇所に出会ったときの感情を呼び起こしにくくなり、
結果、読み返したいと思わなくなるようです。

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Lukia

最近自覚したのですが、文字をいっぱい扱う生活を送っているわりに、
いちどきに受け入れられる文字数は、あまり多くないどころか、むしろ少ないタイプのようです。

レモンのライン
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プロフィール

Author Profile
Lukia_74

元・再受験生、元塾講師、元高校非常勤講師。広島育ち。
中・高国語の教員免許を取得するも、塾講師時代は英語や数学ばかり教えていた。
思うところあって大学再受験を決意。理転し、数学Ⅲ、化学、生物を独習する。国立大学へ合格するも、2018年3月に再受験生生活にピリオドを打つ。
モットーは「自分の予定はキャンセルできても、生徒の予定はキャンセルできない」と「主婦(夫)こそ理系たれ」。
広島のお好み焼きとグレープフルーツが大好き。どっちかというと左党。楽しみはひとりカラオケ。
高校で教鞭を取った経験から、現在は「現代文」と「小論文」の指導力アップを目指し、自己研鑽中。最近は趣味として高校数学を解く。

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Posted by Lukia_74