肩倒立(かたとうりつ)で「むくみ」を撃退したい。

むくみの改善、緩和・肩こりの緩和・腹筋や脚の引き締め効果などなど、いいことがいっぱいの逆立ちですが、
アラフォーにいきなり逆立ちはハードルが高い。ということで、肩倒立からやってみることにしたのですが、これも結構大変。というお話です。
肩倒立をやってみた。
小学生のころは、肩倒立はもちろん、足首をもってもらえば逆立ちもできました。
しかし、アラフォーとなった今、たとえ壁に頼るとしてもウン十年ぶりの逆立ちは自信がありません。
というわけで、まずは肩倒立にチャレンジしてみたのですが、
これもなかなか大変でした。
逆立ちなんてやった日には、首が折れていたかも。(^◇^;)
ホント、やらなくてよかったと思います。
鋤のポーズまでできました。
ヨガでは、上の写真のように脚が頭の先につくポーズを、「鋤(すき)のポーズ」と呼ぶらしいです。
以前はもっと体が固くて、とてもできませんでしたが、今回はこれもできました。

Lukia
と、調子に乗って少し長めにやってしまったのが、不幸の始まりでした。
あれ、なんか首が痛い。
肩倒立すらできない時期もあったのに、わりと長時間できてよかった~!と喜びながら起き上がったら、首が痛い。
寝違えた時のような痛みです。
後で調べて知ったのですが、肩倒立は、あらかじめ体をほぐしたり、少しずつ訓練しながらやらないと、首を前に倒した時にでっぱるゴリゴリした骨のあたりを傷めてしまうらしいのです。
小学校の組体操では、肩倒立なんて相当序盤に披露するものだったけれど、
なるほどあれは、まだ体がやわらかく、体重が軽いからできたことだったのですね。
実は、4月中旬ごろにも、これよりもっとひどい首の痛みに苦しみました。
「寝違えた。」とか、「枕が低すぎた。」と理由をつけたけれど、昼寝したわけでもないのに、午後から痛みを感じ始めたのでした。
今思い返すと、あのときも肩倒立をやっていました。

Lukia
まずは、ここから。
成人の頭は、5kg前後だそうです。
その5kgを支えるにも首は四苦八苦して、こったり痛くなったりするのに、突然、何十倍もの重さが一点にかかれば痛くならないわけがありません。
自分の無謀さ・無知さにあきれかえりました。
とはいえ、デスクワーカーにとって、逆立ちの効果がうれしいものであるのは間違いありません。
こういう記事を目にすれば、すぐには無理でも、やはりできるようになりたい。と思ってしまいます。
肩立ちのポーズのやり方と効果
まずは、写真のように、脚と肩をつけたまま腰を持ち上げるポーズからやってみようと思います。
ストレッチなどもまめにやって、体をほぐし、徐々に肩倒立へと移行する♪と。(笑)
私の生活スタイルから考えると、今後もデスクワークは続くことは間違いないので、一日に数分でも重力に逆らうことは必要なのです。

Lukia
首になるべく負担をかけずに起き上がるには。
ちなみに、4月に首を痛めたときに一番つらかったのは、布団から起き上がるときでした。
いつもは何気ない動作ですが、実際には、首の骨なども連携させて起き上がっているようです。
(痛くなって初めて気がつくものですね。)
そのとき、楽に起き上がれる動作を考えだしたので、それを書いておこうと思います。
設定としては、「左に向けると首が痛いので、右向きに起き上がる」とします。
- 仰向けで、右の上腕を体の側面につけます。(ひじが曲がっている)
- 左腕を肩のあたりで、右側に伸ばします。(肩のストレッチをするように)
- 左の手首を右手でつかみます。
- 右ひじから上腕を支点にするようなイメージで、右手で左手首を引っ張ります。
- 左の体側が右の体側の上に乗ったら、手首のホールドをはずし、両腕のひじから下で体を支えます。
- ひじから下で上体が支えられているので、あとは自分が楽なように体を起こします。
体と床との接地面積を小さくすることで、楽に転がれます。
首の痛みが引いてからも、これは首に負担のかからない動作だな。と思ったので、
起き上がりたい向き側のひじを曲げ、反対側の手で、自分に壁ドンをするようなイメージで(耳から肩あたりに手をつく)起き上がっています。

Lukia