「小さな失敗」から生じた「苦手意識」をそのままにすると、「〇〇」になる。(その3)

※ 意見には個人差があります。, 受験女子(仮題)ざんねんな受験女子

読了時間: 約348

前回の記事で、
「小さな失敗」を経験してショックを受けても、できるだけ間をおかずに克服に努めるほうがよい。ということを述べた。
時間をかけると、ネガティブな感情が肥大化し、やがては自身に「呪い」をかけることにつながるからである。

今回は、「呪い」についてもう少し掘り下げてみたいと思う。

なぜ「呪い」をかけるのか。

前回の記事で、「呪い」をかけているのは、ほかならぬ「自分」である。と述べた。

ここで疑問が生じる。

なぜ、自分で自分に「呪い」をかけるのか。
一見すると不合理だし、不利益極まりない行為だ。

しかし、「呪い」は苦しいばかりではない。
「呪い」をかけることで、自身を守り、救っていることもあるのだ。

となると、「呪い」の正体をもう少し考えてみる必要がある。

古今東西の「呪い」

おとぎ話のお姫様

白雪姫や眠りの森の美女など、おとぎ話のお姫様(たまに王子様もあるが)は、よく「呪い」にかけられる。
彼女たちは、たいてい妬まれるほど美しく、幸せな境遇にあることが多い。
しかし、ひとたび「呪い」にかかると、主人公なのに仮死状態となってしまい、物語のクライマックスで一切活躍しないのである。

この場合、「呪い」をかけたのは魔女なので、自分で呪いを解くことはできない。仮死状態なのだから、何もできないのは当然といえば当然だ。ゆえにひたすら、王子様が現れる日を待つしかない。

もし、王子様がへっぽこで、彼女たちのもとになかなかたどり着けなかったり、そもそも道中、「もういいや~。帰ろっ♪あの子だけが美女じゃないし。」ってなってしまったら、どうするんだろう。

なんとも宙ぶらりんなお話になってしまう。
自分の人生、自分でハンドル握らなければ。と強く思ういい例である。

ツタンカーメン王ののろい

小学校3年生のとき、まさにこのタイトルの本を学校の図書室から借りて読んだ。この本でエジプトや、ピラミッドなどを知ったように思う。夏休みの宿題の読書感想文用に借りたんだと思うが、この本でどうやって感想文を書いたんだろうか。なんとも不思議な小3時代である。

本の前半は、考古学者ハワード・カーターや、そのパトロン、カーナヴォン卿たちが、ツタンカーメン王のお墓を発掘していく。まばゆい黄金のマスクや、愛妻が供えたと思われるヤグルマギクのリース、その他豪華な副葬品などを次々と発見する様子が興奮まじりの文章でつづられていく。

しかし、後半は打って変わって暗い。
発掘に携わった人々が次々と怪死を遂げ、
人々は、「ツタンカーメン王の呪い」だと騒ぎ始める。
実際には、ちゃんとした死因があって、けっして「呪い」ではないのだが、死の直後は死因を特定することができず、多くの人々にとって人知を超えた事象であった。
唯一共通していたのは、「ツタンカーメン王墓の発掘」であったから、人々は「呪いだ!」として、それ以上考えるのをやめてしまったのである。

人知を超えた事象は、いくら考えてもどうしようもない。
そこで、「呪い」と名付けてその事象に決着をつけることで、新しく進むこともできるのである。

「呪い」のビデオ

鈴木光司のホラー小説「リング」に登場する例のヤツである。

今思えば、「ビデオ」なんて懐かしい。。。

むか~し、不幸のハガキというものが流行った。
このハガキを受け取ったら、7日以内に5人に送らないと不幸が起こる。というような内容だ。
お小遣いの少ない学生に、5枚もハガキを買うのはしんどい。
涙目になっていると、横から母親が、「そんなのあるわけない。ほっときなさい。」と言うのである。
実際、その後不幸は起こらず、今まで生きながらえている。

そして、この不幸のハガキ、インターネット黎明期は、チェーンメールへと姿を変えた。

この「呪いのビデオ」も、一週間以内に、ダビングして3人だかに見せなければならなかったので、
(日数や人数はうろ覚えなので、興味のある方は、映画や小説などで御確認を。)
この不幸のハガキからアイディアを得ているのかもしれない。

当時の職場で、「何が最強か。」という話題になった。
すると上司は、「そりゃ~、貞子じゃろ。」と言う。
理屈が通らず、何をやっても無駄だから。だそうだ。

たしかに。
テレビの画面から抜け出てくるわけだから、実体があるとは思えないし、(そもそもかなり昔に死んでいる)
実体がないなら、力でどうこうは無理である。
また、期限までに逃れるパターンを理解できなかったら、問答無用でやってくるので、理屈も通じない。

そういう意味では、上司の言う通り、「貞子は最強」なのである。

番外編:〇トゥーの「呪い」

これは、我が家にある「呪い」である。
牛すじ肉を使って料理をしようとすると、必ず夫の上司〇トゥーが、夫を食事に誘ってくるのである。
(〇〇さん、勝手に〇トゥーなんて呼んでごめんなさい。)

料理の種類は、カレーのこともあれば、おでんのこともある。
とにかく、「牛すじ肉を使うときに限って」なのである。

Right Caption

今晩、〇〇さんに誘われたんじゃけど…。


Left Caption

Lukia

え~~~~!今日、カレーなのにッ!牛すじカレーなのにッ!!!


また、しばらくすると、同じ内容の会話がある。
とうとう、

Left Caption

Lukia

〇トゥーの呪いぢゃッ!!!(涙)

というようになった。

私が牛すじを買いたくなるスパンと、〇トゥーさんが夫を誘いたくなるスパンが、不幸にも合致しているのだろう。

たまたま。ということなのであろうが、
人はこうやって、無理やりな理由をつけてしまうものである。

「呪い」の特徴

私が思いついた4つの例から、「呪い」の特徴を挙げてみる。

  • 自分では、どうすることもできない。(第三者に頼るしかない)
  • 一見すると原因がわからない。人知を超えた事象のように思える。
  • 実体がなく、問答無用で翻弄される。
  • 偶然なのに、関連付けてしまう。

原因があるから結果があるのであり、
シンプルに考え、能動的(積極的)に行動できれば、「呪い」にはかからないのである。

逆に言えば、シンプルになるまで考えず、受動的(消極的)な行動をするうち、人は、自身に「呪い」をかけてしまうといえる。

Left Caption

Lukia

また、長くなってしまいました。
「呪い」の例だけで、こんなになるとは。。。

カテゴリー